TICU<Tokai International Cyber University>

 

電子著作物取扱い専門委員会

私立大学情報教育協会(大学・短大における情報教育を検討・実施する団体、東海大学はこの協会の理事校を勤めている)は、2004年度より加盟大学・短大間の電子著作物の共同利用を目指して電子著作物権利処理事業を開始しました。この事業の開始に当たって共同利用を希望する大学において、電子著作物取扱い規程を設けて、学内での電子著作物の権利帰属を明確化することが必要とされました。こうした状況のなかで、2003年10月に東海大学新教育・研究メディア検討委員会の下に電子著作物取扱い専門委員会が発足し、電子著作物取扱い規程の策定に入っております。この電子著作物取扱い専門委員会の主目的を以下に列挙いたします。

  1. 電子著作物取扱い規定の作成,電子著作物の権利処理,Web上での公表著作物の登録・管理規程の策定
  2. 電子著作物に関する著作権の権利配分等に関する規程策定,使用料規程
  3. 電子著作等の権利に関する啓蒙活動,創作に当たってのガイドライン,マニュアルの作成

この専門委員会には,東海大学の総合情報センター、教学部、教育支援センター、知的財産戦略本部、企画課、付属中央図書館、東海大学出版会、および2名の著作権専門家の教授を含め、計10名で構成されています。この委員会において、私情協の電子著作物取扱いに関するモデル規程、他大学の規程を参照しつつ、東海大学の特殊性を考慮した規程の検討がなされた結果、「電子著作物取扱い規程(案)」、「電子著作物取扱い規程実施細則(案)」、「大学コンテンツ委員会設置規程(案)」が策定されました。現在これらの3案を精査して東海大学としての電子著作物取扱い体制の確立を目指しております。

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